「お体にご自愛ください」は誤用?二重表現の真相と正しい敬語マナー

「お体にご自愛ください」は誤用?二重表現の真相と正しい敬語マナーに関する疑問を詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

Q1:「お体をおいといください」という言葉も聞きますが、これは正しい日本語ですか?
A1:極めて正しく、品格の高い日本語です。「厭(いと)う」には「大事にする、いたわる」という意味があり、「お体を大切にしてください」というニュアンスを古風かつ雅に伝えることができます。目上の人や手紙の結びとして非常に好まれる表現です。

Q2:「ご自愛くださいませ」の「ませ」はビジネスメールで使っても失礼になりませんか?
A2:失礼にはあたりません。「ませ」は丁寧の助動詞「ます」の命令形ですが、表現を柔らかく相手に寄り添わせる効果があります。特に女性ビジネスパーソンや接客業で多用されますが、性別を問わず格式高いフォーマルメールにおいて相手への親身な配慮を示す表現として定着しています。

Q3:社内チャット(SlackやTeams)の結びでも「ご自愛ください」を使うべきでしょうか?
A3:チャットツールにおいては、やや堅苦しく距離感を感じさせる可能性があります。社内メンバーや日頃から頻繁にやり取りする関係であれば、「寒暖差がありますのでお気をつけて」「無理せず進めていきましょう」など、平易で温かみのある和語表現を用いた方が心理的距離を縮めやすく、業務も円滑に進みます。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest