高齢者向けホワイトボード脳トレの極意!熱狂と認知症予防の現場録
高齢者向けホワイトボード脳トレの極意!熱狂と認知症予防の現場録の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
ホワイトボードを用いた脳活性化トレーニングに対して、実際の現場からはどのような反響が寄せられているのでしょうか。介護情報コミュニティや当編集部の独自ヒアリングから、介護現場の評判と現場スタッフの口コミを検証しました。
「普段は席に座ったまま無表情で過ごされている男性の要介護2の方が、ホワイトボードに書かれた難読地名クイズを見た瞬間、身を乗り出して『それは〇〇町だ、昔仕事で行ったんだ』と語り出した時は鳥肌が立ちました。そこから昔話に花が咲き、他の方との会話が一気に広がりました」(30代・介護福祉士)
一方で、手放しの絶賛ばかりではありません。進行を担当する職員のスキルや配慮不足によって、場が白けてしまうという切実な悩みも散見されます。
「一番困るのは、声の大きな元気な利用者様が問題を書き終える前に即答してしまい、他の方が答える気を失ってしまうケースです。また、新任スタッフが大学入試のような難しい漢字を書いてしまい、フロア全員が沈黙して地獄のような空気になったこともあります。ホワイトボードレクは準備が不要なぶん、ファシリテーター(進行役)の腕が如実に試されると感じます」(40代・デイサービス主任)
つまり、ホワイトボード脳トレは「ペンと板があれば成立する」手軽さの裏に、参加者全員の自尊心を守りながら発言を循環させる高度な進行技術が求められているのです。