学士号とは?大卒との違いや履歴書の書き方・修士との差を徹底解説

学士号とは?大卒との違いや履歴書の書き方・修士との差を徹底解説についての真相を徹底解説します。

学位に関する情報には、ネット上で誤った俗説が散見されます。キャリアを左右する重要な決断を下す前に、3つの代表的な誤認を排除しておく必要があります。

誤解1:「専門学校の4年制(高度専門士)を出れば学士と同じ扱いになる?」

文部科学省の認可を受けた4年制専門学校を卒業すると「高度専門士」の称号が与えられ、国内の大学院への入学資格が得られます。この点から「高度専門士は大卒=学士と全く同じ」と解釈されがちです。

しかし、海外の就労ビザ審査において高度専門士は「Diploma」または「Advanced Diploma」として扱われることが多く、法的な学士(Bachelor)とはみなされないリスクが残ります。特にアメリカのH-1Bビザやシンガポール、欧州諸国の特定技能就労ビザでは、大卒以上の学士号が申請の絶対条件となるケースがあり、高度専門士では撥ねられてしまう事例が多発しています。海外展開を視野に入れる場合は、必ず学士号の有無を確認しなければなりません。

誤解2:「通信制大学の学士号は、通学制の学士号より格落ちする?」

放送大学をはじめとする正規の通信制大学、あるいは私立大学の通信教育部で得られる学士号は、通学制の大学と法的に寸分違わぬ同一の「学士号」です。授与される学位記(卒業証書)にも「通信課程」といった差別的な文言が強制記載されることは基本的になく、文部科学省の基準を満たした正規の学士として国家公務員試験や大学院受験でも同等に扱われます。

誤解3:「大学を中退しても、一定の単位があれば学士を名乗れる?」

「3年間通って100単位以上取って中退したから、ほぼ学士のようなものだ」という認識は社会的に一切通用しません。中退者は学歴上「高卒(または前歴の学校卒)」となり、学位の効力はゼロです。しかし、中退時に取得した単位は消滅するわけではなく、後述する独立行政法人を通じた学位取得や他大学への編入時に単位認定として活用することが可能です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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