お盆の送り火はいつ焚く?2026年の日程・時間帯と作法を徹底解説
お盆の送り火はいつ焚く?2026年の日程・時間帯と作法を徹底解説の重要なポイントについて、最新情報を詳しくお届けします。
戸建ての玄関先や庭先で火を焚くことができる環境であれば、伝統的な道具を使って丁寧に送り火を焚くのが理想的です。用意する主たる道具は、「焙烙(ほうろく)」と呼ばれる素焼きの平皿と、「オガラ(麻がら)」です。麻は古来より清浄無垢な神聖な植物とされ、悪いものを祓い清める力があると信じられてきました。ホームセンター、花屋、スーパーの仏事特設コーナーなどで手軽に入手できます。
オガラを用いた8月16日送り火の具体的な手順は以下の通りです。
- 安全な場所の確保:玄関の外側、門口、または風通しの良い庭先に焙烙を置きます。風で火の粉が飛ばないよう、周囲に燃えやすいもの(枯れ葉、プラスチック製品、洗濯物など)がないか確認してください。
- オガラの準備:オガラを焙烙のサイズに合わせて手で適度な長さ(10〜15センチ程度)に折り、井桁(いげた)状に組むか、少し重ねるようにして並べます。詰め込みすぎると不完全燃焼を起こして大量の煙が出るため、空気が通る隙間を作ることが美しく燃やすコツです。
- 着火と見送り:マッチや柄の長いライターを用いて火をつけます。火が立ち上ったら手を合わせ、心の中で「どうぞ道中無事にお帰りください」と感謝を念じながら静かに見送ります。
- 完全消火の確認:オガラが燃え尽きて白い灰になったら、必ず水をかけて完全に火種を消火します。素焼きの焙烙は熱を蓄える性質があるため、冷めるまで素手で触らないよう注意してください。
消火後の灰は、かつては庭の土に還したり川に流したりしていましたが、現代の市街地では冷めたことを確認したうえで自治体の分別ルール(一般的には可燃ごみ)に従って処分するのが清潔かつ安全です。