しゃぶしゃぶとすき焼きの違いは?肉の厚み・カロリーと選び方を徹底解説
しゃぶしゃぶとすき焼きの違いは?肉の厚み・カロリーと選び方を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。
都内の有名精肉店店主や高級すき焼き・しゃぶしゃぶ割烹の料理長への取材、そしてSNSや知恵袋に寄せられるリアルな声を照らし合わせると、消費者が直面する「肉選びの落とし穴」が見えてきます。
大手クチコミサイトやSNS上では、特に贈答品や年末年始の家庭調理に関して以下のような生々しい声が散見されます。
「奮発して最高級のA5ランク山形牛のすき焼き用を買ったが、脂が凄すぎて2枚で胃もたれした。家族全員箸が止まってしまい大失敗だった」(40代男性・会社員)
「スーパーの安売り切り落とし肉でしゃぶしゃぶをしたら、お湯に入れた瞬間に肉がボロボロに崩れて灰汁だらけになり、スープも肉もパサパサになってしまった」(30代女性・主婦)
取材した銀座の老舗割烹料理長は、この現象について次のように語っています。
「A5ランクの和牛は確かにサシが見事ですが、融点が低く脂の比率が極めて高いため、すき焼きのようにタレと一緒に脂を煮詰める料理では、後半になればなるほど脂の重さが際立ってしまいます。すき焼きで選ぶなら、適度な赤身の旨味とサシのバランスが取れたA4ランクの肩ロースや、赤身の味が濃いモモ肉とロース肉のハーフ&ハーフが、最後まで美味しく召し上がるための秘訣です」
逆にしゃぶしゃぶの場合、湯通しによって表面の余分な脂が適度に落ちるため、サシのしっかり入ったサーロインやリブロースの薄切りであっても驚くほどあっさりと食べられます。ただし、薄切り肉は繊維が壊れやすいため、鮮度が低くドリップ(肉汁)が出ている安価な解凍肉を使うと、出汁の中に旨味がすべて逃げてしまいパサつきの原因になります。