ズボンの裾上げを手縫いでプロ級に!表に出ないコツと長持ちの理由
ズボンの裾上げを手縫いでプロ級に!表に出ないコツと長持ちの理由の見逃せないポイントを一挙に解説しました。
手縫いの仕上がりとスピードを左右する最大の要因は、実は個人の手先の器用さではなく「道具の選定」にあります。100円ショップのソーイングセットに入っている粗悪な針や糸をそのまま使ってしまうと、針通りが悪く生地を傷めたり、途中で糸がブツブツと切れて挫折する原因になります。
失敗を防ぐために用意すべきズボン裾上げ手縫い初心者向け道具一覧は以下の通りです。
- 縫い針(四ノ三、またはメリケン針7〜8号):ウールや薄手生地には布通りの良い細めの和針「四ノ三」が最適。ジーンズには折れにくい太めのメリケン針を用意します。
- アイロン&アイロン台:裾上げの成否の8割は「事前の折り目付け」で決まります。スチームアイロンで強固な折り目(クリース)を作っておくことで、まち針なしでも縫い進められます。
- まち針、またはソーイングクリップ:生地のズレを防ぎ、全周の長さを等しく保つために最低4〜6箇所を留めます。
- 裁縫用メジャーとチャコペン:股下と裾幅を正確に計測し、折り返し位置をマーキングします。
- リッパー:万が一縫い目が引きつれた際、生地を傷めずに糸だけを素早く切断するために必須です。
特に注力したいのがズボン裾上げ手縫い糸の選び方です。基本はポリエステル100%の「シャッペスパン手縫い糸(50番〜60番)」を選べば間違いありません。ミシン糸を手縫いに流用すると、撚り(より)の方向が異なるため縫っている最中に糸が激しく絡まり、玉結びのような結び目が勝手にできてしまいます。必ず「手縫い用」と明記された糸を選び、色はズボンの表地よりも「ほんのわずかにワントーン暗い色」を選ぶと、万が一表に糸が出ても目の錯覚でほとんど同化して見えなくなります。