子宮頸部高度異形成の円錐切除|痛み・早産リスクと術後の全経過
子宮頸部高度異形成の円錐切除|痛み・早産リスクと術後の全経過に関する注目トピックを速報でお届けします。関心のある方は必見です。
20代から30代の女性にとって最大の懸念事項が、妊娠出産への影響と早産リスクです。「子宮頸部を切除すると妊娠できなくなるのではないか」という誤解が根強く残っていますが、子宮体部や卵巣は完全に温存されるため、妊娠する力(受精・着床能力)そのものが著しく低下することはありません。
ただし、臨床データが示す客観的事実として、切除によって子宮頸管(子宮の出口の長さ)が短くなることで、妊娠中期以降に子宮口が開きやすくなる「子宮頸管無力症」や、未手術者と比較して早産リスクが約1.5倍から2倍程度高くなることが報告されています。
将来的な挙児希望がある場合、執刀医は切除の深さや高さをミリ単位で最小限に抑える配慮を行います。さらに、実際に妊娠した際には、産科主治医へ円錐切除の既往歴を確実に共有し、頸管長を定期的に超音波計測する厳重管理を行います。状況に応じて、あらかじめ子宮頸部を医療用の糸で縛って補強する「子宮頸管縫縮術(シロッカー手術やマクドナルド手術)」を妊娠12〜16週頃に実施することで、満期産を目指す体制が整えられています。