産業カウンセラーは役に立たない?食えない真相と後悔しない活かし方

産業カウンセラーは役に立たない?食えない真相と後悔しない活かし方の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

養成講座の修了生や有資格者へのヒアリング、実名コミュニティやSNSに寄せられた体験談を分析すると、受講生の評価は「期待した目的」によって真っ二つに分かれています。

後悔を滲ませる受講生の手記には、共通して資格取得に対する過度な幻想が見受けられます。

「派遣社員から心理カウンセラーへの転職を目指して40万円近く払い資格を取得したが、中途採用面接では『カウンセリングの実務経験は?』と聞かれ、実務経験がなければ評価対象にすらならなかった」(30代・女性)

「土日の実技指導で丸一日費やし、受講生同士で傾聴の練習を繰り返したが、いざ職場で実践しようとしても相談相手がいない。資格維持のための年会費や更新講習の費用ばかりがかさみ、結局更新を辞めてしまった」(40代・男性)

一方で、資格を高く評価している人々は、最初から「カウンセラーへの転職」を目的としていません。

「メーカーの人事部で社員の復職支援や1on1面談を担当している。講座で叩き込まれたロジャーズの来談者中心療法や傾聴の技法は、相手を否定せずに本音を引き出す上で即戦力のスキルになった」(40代・人事労務担当)

「部下がメンタル不調に陥る前兆を察知できるようになった。アドバイスを急がず、相手の話を感情レベルで聴く癖がついたことで、チームの離職率が目に見えて下がった」(50代・管理職)

自身のキャリアの主軸がすでにあるビジネスパーソンにとって、産業カウンセラーの養成カリキュラムは「対人力・マネジメント力の強化」として確かな価値をもたらしています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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