畳の掃除の仕方決定版!水拭きや重曹がNgな理由とプロ直伝の手入れ法

畳の掃除の仕方決定版!水拭きや重曹がNgな理由とプロ直伝の手入れ法を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。

全国の畳専門店や内装リフォーム業者に寄せられる相談のなかで、近年特に急増しているのが「自己流の清掃による破損」です。都内で三代続く老舗畳店の代表は、近年の現場状況について次のように証言しています。

「お客様から『部屋が湿気っぽいのでアルカリ電解水を吹きかけてゴシゴシ擦ったら、畳全体が濃い茶色に変色して異臭がするようになった』というSOSを頻繁に受けます。見に行くと、い草の組織が完全に破壊され、内部の畳床(たたみどこ)まで腐食が進んでいました。現代の住宅は昔の日本家屋と違い隙間風がないため、一度入った湿気が逃げません。乾拭きが鉄則であるという基本が、SNSの手軽な掃除ハックに上書きされてしまっているのが現場の偽らざる実感です」

SNSや知恵袋などのコミュニティを検証しても、以下のような失敗例が枚挙にいとまがありません。

  • 「年末の大掃除でスチームクリーナーを畳にかけたら、翌週一面が白カビの海になり、結局6畳すべて新調することになり15万円飛んだ」(30代・戸建て購入者)
  • 「ペットの粗相を消臭スプレーと水拭きで対処し続けたら、畳の下の合板まで腐食して床がフカフカになってしまった」(40代・マンション居住)
  • 「毎日コロコロをかけていたら、1年足らずで服にい草のクズがびっしり付くほど表面がボロボロになった」(20代・賃貸アパート)

これらの生の声が示しているのは、「良かれと思って手をかけるほど畳を痛めつける」という皮肉な現実です。畳に必要なのは過度な水分や化学薬剤ではなく、素材の呼吸を妨げないミニマルで正確な手入れです。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest