ワンモアタイムのコード完全攻略!難関イントロとアコギ弾き語り術

ワンモアタイムのコード完全攻略!難関イントロとアコギ弾き語り術の詳細解説を解説します。最新トレンドが詰まっています。

練習者の多くが最初の関門として挙げるのが、曲冒頭の繊細なイントロです。「これ以上何を失えば…」と歌い出す前のわずか4小節〜8小節の中に、山崎まさよしのギタリストとしての卓越した技巧が凝縮されています。

市販のバンドスコアや詳細なイントロTAB譜を見ると、ルート音を鳴らした直後に1・2弦の高音弦をすくい上げ、さらにハンマリング・オンを絡めるアプローチが記載されています。ここで音が濁ったりリズムが崩れたりする最大の原因は、「左手の指先が隣の弦に触れていること」と「右手の親指が他の指の動きにつられてバタつくこと」にあります。

攻略の第一歩は、右手親指(P)の役割を完全に独立させることです。6弦・5弦・4弦を担当する親指は、低音のビートを淡々と刻むタイムキーパーとして機能させ、人差し指(i)・中指(m)・薬指(a)が繊細なアルペジオ奏法を担います。右手の手首をアコギのトップ板に強く押し付けず、卵を優しく包み込むようなフォームを保つことで、弦へのアタック角度が一定になり、粒立ちの良いクリアなトーンが生まれます。

次に立ちはだかるのが、BmやF#m、B7といったバレーコードの存在です。人差し指で6本の弦を均一にセーハしようとすると余計な筋力が入り、長時間の演奏で左手を痛めるリスクがあります。そこで活用すべきなのがバレーコード省略形です。

例えば「Bm」を押さえる際、人差し指で1〜5弦をすべて制覇する標準フォームではなく、6弦を親指でミュートし、1弦をあえて鳴らさない「x-2-4-4-3-x」または「Bm7(x-2-0-2-3-2)」を選択します。また「D/F#」では、左手親指で6弦2フレットを押弦する「シェイクハンドスタイル」を取り入れることで、低音の安定感と次のコードへの移行スピードが格段に向上します。プロの現場でも、状況に応じて完全なセーハを避け、響きの抜け感を優先する省略フォームは日常的に選択されています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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