「お体にご自愛ください」は失礼?二重表現の真相と正しい言い換えマナー
「お体にご自愛ください」は失礼?二重表現の真相と正しい言い換えマナーについて押さえておきたい ポイントを厳選して解説いたします。
Q1:誤って「お体にご自愛ください」とメールを送ってしまいました。訂正メールを送るべきですか?
A1:訂正メールをわざわざ送る必要はありません。相手を気遣う気持ち自体は伝わっており、訂正を送ることでかえって相手に余計な開封・確認の手間を取らせてしまうためです。次回以降のメールから「ご自愛ください」や「お体に気をつけてお過ごしください」へと静かに修正すれば問題ありません。
Q2:「ご自愛専一にお過ごしください」の「専一(せんいつ)」とはどういう意味ですか?
A2:「専一」とは「他を顧みず、そのことだけに専念する」「最も肝要とする」という意味を持つ言葉です。「ご自愛専一」とすることで、「何よりもまず、ご自身の体を第一に大切にしてください」という非常に深い敬意と思いやりを表現できます。目上の人や重要なクライアントへの挨拶として極めて評価の高い表現です。
Q3:暑中見舞いや年賀状など、季節の挨拶状で使う場合の注意点はありますか?
A3:ハガキや手紙の結びでも「お体に」を付けず、「猛暑の折、どうぞご自愛ください」「寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください」と記述します。また、手紙の冒頭に時候の挨拶(「初秋の候」など)を置いた場合、結びにも同じ季節の語句を重ねないよう、バランスを取って文章を組み立てるのが端正な手紙のマナーです。