速さ・時間・道のりで子供がつまずく原因と「みはじ」脱却の解法

速さ・時間・道のりで子供がつまずく原因と「みはじ」脱却の解法を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

では、現場のトップ指導者たちが実践しているみはじ使わない解き方とは、具体的にどのようなものでしょうか。その第一歩は、速さの公式求め方を公式として暗記させるのではなく、「言葉の定義」として日常感覚に落とし込むことです。

Web上の教育プラットフォームや算数解説サイトでも広く提唱されている通り、速さの定義は極めてシンプルです。

「たとえば、120mの距離を20秒で走る車があるなら、120 ÷ 20 = 6 なので、1秒あたり6m進むことになります。これこそが『秒速6m』の正体です。まずは『どれだけ進んだか ÷ どれだけ時間がかかったか』という『1単位時間あたりに進む量』として捉え直すことが肝要です」

この考え方を徹底すると、3つの公式を個別に覚える必要がなくなります。

  • 速さ(1単位あたりの距離):ぜんぶの道のり ÷ かかった時間
  • 道のり(移動した合計):1単位あたりに進む距離(速さ) × 時間の個数
  • 時間(かかった時間):ぜんぶの道のりの中に「1単位あたりの距離」が何個分あるか(道のり ÷ 速さ)

さらに決定的なヒントは、自動車のスピードメーターや道路標識にある「km/h」という単位の表記そのものに隠されています。「/(スラッシュ)」は算数の割り算の記号「÷」に由来しており、「km ÷ h(時間)」そのものを表しています。「時速60km」とは「60km/h」、すなわち「1時間あたり60km進む」という定義そのものなのです。単位を見れば計算方法がそのまま書いてあるという事実に気づいた瞬間、子供たちの目からウロコが落ちるように理解が進みます。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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