お薬手帳を忘れると薬代は高くなる?差額の理由と返金の真相を徹底解剖

お薬手帳を忘れると薬代は高くなる?差額の理由と返金の真相を徹底解剖について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。

紙のお薬手帳を忘れてしまう問題を根本から解消する手段として、完全に定着したのが「電子お薬手帳アプリ」の存在です。日本薬剤師会が公認する「eお薬手帳」をはじめ、大手調剤グループや各種医療系サービスが提供するスマホアプリを活用すれば、端末を携帯している限り「手帳を忘れる」という事態そのものを防ぐことができます。

国の調剤報酬規定においても、「公益社団法人日本薬剤師会が定める仕様に適合した電子版お薬手帳を窓口で提示し、薬剤師がその内容を確認できた場合」は、従来の紙の手帳を持参したのとまったく同じ割引点数が適用されます。調剤後に薬局から発行されるQRコードをスマホカメラで読み取るだけで、服用薬のデータが自動登録されるため、紙のようにシールを紛失したり貼り忘れたりする心配もありません。

一方で、普及が進む「マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ保険証)」に関しては、現場で大きな誤解が生じています。

「マイナ保険証を出して過去の薬剤情報閲覧に同意すれば、お薬手帳はもう不要なのではないか?」という疑問です。これに対する回答は「マイナ保険証があっても、お薬手帳の代わりにはならない」というのが現在の医療制度における決定的な事実です。

マイナ保険証を通じて薬剤師が参照できる調剤データには、医療機関から国保連・支払基金を経由する関係上、約1ヶ月〜1ヶ月半のタイムラグが存在します。つまり、「先週別のクリニックで処方された薬」や「ドラッグストアで購入した市販薬」「日常的に飲んでいるサプリメント」などの直近データはマイナ保険証の画面上にはリアルタイムで反映されません。今現在の完全な服用歴を照合するためには、リアルタイムで即時記録される電子お薬手帳アプリまたは紙の手帳が依然として必須なのです。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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