立ちくらみで倒れるのは危険?失神の潜む病気と救急車を呼ぶ判断基準
立ちくらみで倒れるのは危険?失神の潜む病気と救急車を呼ぶ判断基準の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
身近な人が目の前で倒れた、あるいは自分が倒れて意識を取り戻した際、救急要請を行うかどうかの判断は時間との勝負です。東京消防庁などの救急相談窓口(#7119)でも強調されている立ちくらみ 救急車 目安として、以下のいずれかに該当する場合は迷わず119番通報を行ってください。
- 意識が戻るまでに1分以上を要している、または呼びかけへの反応が鈍い
- 胸の激しい痛み、背中の痛み、息苦しさ、今までに経験したことのない頭痛を伴っている
- 運動や労作の真っ最中に突然倒れた
- 倒れた際に頭部を強打し、出血している、または嘔吐を繰り返している
- 手足に力が入らない、左右どちらかの半身に麻痺やしびれがある、ろれつが回らない
救急車が到着するまでの現場における意識消失 対処法としては、第一に気道の確保と体位管理です。意識がない場合は無理に起こそうとせず、平らな場所に寝かせます。嘔吐がある場合は吐瀉物による窒息を防ぐため、身体を横向きにする「回復体位」を取らせてください。
呼吸と脈拍が確認でき、顔面蒼白で血圧低下が疑われる場合は、下肢を15〜30cmほど高く持ち上げることで、下半身に滞留した血液を心臓と脳へ効率よく循環させることができます。ベルトやネクタイ、衣服の襟元を緩めて呼吸を楽にし、意識が完全に覚醒するまでは誤嚥の危険があるため、水や薬を無理に口へ流し込む行為は厳禁です。
もし自分自身が立ちくらみを感じ、「このままでは倒れる」と直感した際は、恥ずかしがらずにその場にしゃがみ込む、可能なら床に横になることが鉄則です。椅子に座るだけでは血圧低下を防ぎきれない場合があります。どうしても横になれない状況では、両足を交差させて太ももとお尻の筋肉を強く締め合わせる「下肢カウンターストレッシング(カウンタープレッシャー法)」を行うことで、物理的に血圧を20mmHg程度上昇させ、転倒を回避できることが科学的に実証されています。