新生児が口を開けて寝る原因とは?病気の見分け方と鼻づまり対策を解説

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大手質問サイトの知恵袋や育児コミュニティアプリでは、「新生児 口を開けて寝る」「生後1ヶ月 鼻がフガフガして口呼吸になる」といった相談が毎月数百件規模で投稿されています。多くの投稿に共通しているのは、新生児のいびきとフガフガ音に怯え、夜中に何度も起きて我が子の胸に耳を当てている親たちの切実な姿です。

現場の助産師や小児科看護師が耳を傾ける相談の多くは、「横抱きで寝かしつけた後、布団に下ろすと口がぽかんと開いて喉から異音がする」という内容です。これには物理的な理由があります。新生児の首はまだすわっておらず、ベビーベッドに寝かせた際に頭部が少し後ろに倒れる姿勢になると、重力の影響で舌の根元(舌根)が喉の奥に沈み込み、下あごが自然と開いてしまいます。気道が狭まることで「ブーブー」「フガフガ」という豚鼻のような音が反響しますが、本人が苦しがっておらず顔色がピンク色であれば、その多くは構造上の未熟さによる音にすぎません。

一方で、SNS上には「口呼吸を放置すると顔立ちが変わる」「将来出っ歯になる」といった断片的な情報が氾濫し、過剰なパニックに陥る保護者も少なくありません。中には市販の大人向けマウステープを赤ちゃんの口に貼ろうとした事例すら報告されていますが、これは窒息事故に直結する極めて危険な誤用です。現場の臨床経験から言えるのは、生後数ヶ月の一時的な口開けと、幼児期以降の習慣性口呼吸を混同してはならないということです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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