アースカラーとは?くすみ色との決定的な違いと老け見え回避の配色術

アースカラーとは?くすみ色との決定的な違いと老け見え回避の配色術について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

ネット上で流布している情報の中には、「ブルベはアースカラーを絶対に避けるべき」「黒を合わせれば引き締まるから誰でも安心」といった短絡的な俗説が散見されます。しかし、現場のスタイリストやカラースペシャリストの視点から言えば、これらは大きな誤解を孕んでいます。

第一に、「アースカラーに安易に漆黒(ピュアブラック)を合わせる」という罠です。黒は引き締め効果を持つ万能色と思われがちですが、カーキやベージュと強すぎる黒を直接ぶつけると、コントラストが強烈すぎてコントラストの濁りが生じ、かえって色褪せて見えるリスクがあります。アースカラーを締める際は、真っ黒ではなく「ダークチョコレートブラウン」や「チャコールグレー」、あるいは「深いネイビー」を繋ぎとして使うのがプロの定石です。

第二に、ブルベの方でも「青みを含んだアースカラー」を選べば、むしろ透明感が際立ちます。土系ではなく、流木のような「トープ」、灰色の空を想起させる「スレートブルー」、冷ややかな「ユーカリグリーン」は、ブルベ肌の持つ清涼感を驚くほど引き立てます。

【プロの結論】向いている人・注意が必要な人の判断基準

自身がアースカラーを主役に据えるべきか、あるいはアクセントとして距離を保つべきか、以下の客観的基準で見極めてください。

  • 迷わず主役にすべき人:
    • パーソナルカラーがイエベ秋、または落ち着いた暖色が得意なイエベ春
    • 肌質がなめらかでマット、あるいは健康的な小麦肌のトーンを持つ
    • 骨格タイプがナチュラルなど、フレーム感があり天然素材やざっくりした質感が得意
    • 「落ち着き」「包容力」「自立した知性」をブランディングしたいシーン
  • 慎重な工夫が必要な人:
    • 青みが強くピンク系の肌を持つブルベ夏・ブルベ冬タイプ
    • コントラストの強いモノトーンや鮮やかな純色によって顔立ちが引き立つタイプ
    • オケージョンや結婚式など、パッと目を引く祝祭感や華やかさが最優先される場
    • ※対策:アースカラーをボトムスや靴・バッグなど「顔から30cm以上離れた位置」に限定し、トップスには透明感のある得意色を配置することで完全攻略が可能です。
山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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