重曹クエン酸水のデメリットと罠|塩分過多や胃痛の危険性を徹底検証

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健康被害を訴える人に対して、一部の非科学的なインフルエンサーは「それは体から毒素が出ている証拠(好転反応)だから、我慢して飲み続けるべきだ」と助言することがあります。しかし、この主張は極めて有害な欺瞞です。

好転反応と副作用の違いを冷静に見極めなければなりません。日本の医学界および厚生労働省の見解において、健康食品や民間療法における「好転反応」という概念は一切認められていません。体調の悪化や下痢、発疹、倦怠感が生じた場合、それは生体が悲鳴を上げている「副作用(有害事象)」そのものです。毒素が排出されているのではなく、胃粘膜がただれ、電解質のバランスが崩壊しているシグナルに過ぎません。

医療現場において、日本消化器病学会や腎臓病学会の専門医らは、重曹の内服について厳重な管理下での処方に限るべきだと戒めています。かつて胃酸中和薬として処方されていた炭酸水素ナトリウムですが、中和後に胃酸分泌が二次的に急増する「リバウンド現象」や、高ナトリウム血症のリスクから、現在ではより安全なプロトンポンプ阻害薬(PPI)やH2ブロッカーに取って代わられています。あえてリスクの高い重曹を日常的に補給する意義は、科学的に支持されていません。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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