給湯器からお湯が出ない!水は出る原因とプロ直伝のリセット対処法
給湯器からお湯が出ない!水は出る原因とプロ直伝のリセット対処法の注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
気温が氷点下4度を下回る真冬の未明から早朝にかけて、日本各地の水道局やガス事業者には「お湯も水も出ない」「水しか出ない」という悲鳴のような通報が殺到します。冬場給湯器配管凍結は、東北や北陸などの寒冷地だけでなく、防寒対策が手薄な南関東や近畿、九州の温暖な市街地でこそ甚大な被害を生み出しています。
現場を担当する住宅設備技術者は、取材に対して次のような実態を明かしています。
「凍結した配管にとにかく早くお湯を出したいと焦り、沸騰したての熱湯を一気に注いでしまう方が後を絶ちません。硬質塩化ビニル管や継ぎ手の内部温度が急激な熱膨張に耐えきれず、破裂して住宅の基礎や室内を水浸しにしてしまうケースが毎年起きています。自然解凍を待てない場合は、配管へタオルを巻いた上から30度から40度程度のぬるま湯をゆっくりかけるか、ドライヤーの温風を当て続けるのが正しい鉄則です」
また、寒波による給湯器の連続運転によって、ガスメーターのマイコンが「長時間の連続使用=配管破損によるガス漏れ」と錯覚して供給を止めてしまう事象も頻発します。この事態を解決するのがガスメーター復帰手順です。
屋外や共用廊下のメーターボックス内にあるガスメーター本体を確認し、赤色ランプが点滅している場合、安全機能による遮断状態にあります。復帰手順は以下のステップで完了します。
第一に、屋内外のすべてのガス器具を停止させ、ガス栓を閉めます。第二に、ガスメーター表面にある黒またはプラスチック製の「復帰ボタン」のキャップを外し、奥までしっかりと押し込んでから手を離します。赤ランプが点灯または点滅を開始したら、メーターが宅内配管の気密テストを行っている合図です。この状態で3分間何も触らず待機し、点滅が完全に消えればガスの供給は正常に再開されます。