小円筋の起始停止と作用を完全網羅!大円筋との違いや国試の覚え方
小円筋の起始停止と作用を完全網羅!大円筋との違いや国試の覚え方にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
試験対策や臨床現場で多くの学習者を悩ませるのが、「小円筋」と「大円筋」、そして「棘下筋」の境界線です。名前に同じ「円筋」と付き、互いに隣り合っている小円筋と大円筋ですが、その機能と解剖学的走行はほぼ正反対と言っても過言ではありません。
それぞれの決定的な差異を一覧表に整理しました。
大円筋は肩甲骨下角から上腕骨の前側(小結節稜)へと回り込むため、収縮すると腕を内側にひねる「内旋」に働きます。対する小円筋は上腕骨の後側(大結節)にそのまま付着するため「外旋」をもたらします。「小円筋は後ろを通って外旋、大円筋は前を通って内旋」という空間的な走行ルートの違いをイメージすることが混同防止の鍵です。