風邪と放置は危険!細菌性肺炎の初期症状と黄色い痰のサイン・入院基準
風邪と放置は危険!細菌性肺炎の初期症状と黄色い痰のサイン・入院基準にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
一般的な風邪(感冒)の多くはウイルスが原因であり、通常は数日から1週間程度でピークを越えて自然寛解に向かいます。一方、細菌性肺炎の初期症状は、風邪症状に続いて激しい悪寒とともに急激な高熱が現れたり、風邪が治りかけたタイミングで再び急激に悪化したりするのが特徴です。
医療現場において診断の大きな手がかりとなるのが、細菌性肺炎の咳と痰の色です。ウイルス性の気道感染では白っぽくサラサラした痰や透明な鼻水が中心となりますが、細菌感染が肺胞深くまで及ぶと、白血球の死骸や細菌が混ざり合うことで「黄色」「黄緑色」あるいは「錆(さび)色」の粘り気のある痰が頻繁に出るようになります。
また、細菌性肺炎とウイルス性肺炎の違いとして、炎症が肺のどの部分に集中するかという病態の差異が挙げられます。細菌性は肺胞内に強い炎症と膿(うみ)が溜まるため、局所の激しい胸痛や強い息苦しさを伴いやすいのが特徴です。咳をするたびに胸の奥にズキズキとした痛みが走る場合は、速やかな医療機関の受診が求められます。