なぜ暴れる?うさぎの正しい抱っこの仕方と安全な保定術【2026最新】
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動画投稿サイトなどで「うさぎを仰向けに寝かせると無抵抗になり、スヤスヤ眠る」といったコンテンツが散見されますが、これは絶対に真似をしてはならない危険なNG行為です。獣医学的に、この状態はリラックスしているのではなく、「強直性不動(トニック・イモビリティ)」と呼ばれる極限状態の擬死(死んだふり)反応であることが実証されています。
強直性不動に陥っている最中、うさぎの身体は石のように硬直していますが、生体内では交感神経が極度に興奮し、血中コルチゾール(ストレスホルモン)の上昇や心拍数の急激な乱れが発生しています。外見上はおとなしく見えても、内面では精神的ショックによる心不全やショック死のリスクに晒されているのです。
さらに恐ろしいのが、硬直が解けた瞬間の反動です。何かの物音をきっかけに我に返ったうさぎが、空中で身体を激しく捻りながら暴れることで、うさぎ抱っこ骨折リスクと事故防止の観点から最も警戒される「第7腰椎骨折」や「脊髄損傷による下半身麻痺」を引き起こします。人間側の「愛らしい姿を見たい」という無知が、愛兎の一生を奪いかねない残酷な結果を招くケースは臨床現場で今なお後を絶ちません。