エアコン引っ越し費用の相場と追加請求の罠!移設と買替の損得分岐

エアコン引っ越し費用の相場と追加請求の罠!移設と買替の損得分岐の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

エアコンの移設にまつわる情報には、ネット上で誤解されたまま流布している危険な盲点がいくつか存在します。

その一つが「配管パイプは絶対に毎回新品にしなければならない」という説です。結論から言えば、前回の施工から2〜3年程度しか経っておらず、銅管の硬化や潰れがなく、長さが足りている場合は再利用が物理的に可能です。不要な配管交換を強要して売上を上乗せしようとする悪質業者のトークには注意しなければなりません。ただし、前述の通り「硬化が進んだ配管の無理な曲げ直し」は微細クラックによるスローリーク(数ヶ月かけたガス抜け)を招くため、専門資格者の目視・触診判断に従うのが基本です。

もう一つの盲点が、賃貸退去エアコン原状回復をめぐる貸主とのトラブルです。賃貸物件に自身で設置したエアコンを取り外して退去する際、壁に残った「配管用の穴(スリーブ)」をキャップで塞ぎ、壁紙の固定ネジ穴を適切に処理しなければなりません。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、エアコン設置による通常のネジ穴や電気焼け(背面の黒ずみ)は「通常の使用による損耗(経年変化)」とされ、原則として賃借人(入居者)が修繕費用を負担する必要はないと明記されています。しかし、管理会社によっては退去立ち会い時に高額なクロス張り替え費用を請求してくる事例があるため、入居時の契約書特約条項の確認が不可欠です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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