シャリキンとは?氷を入れないシャーベット焼酎が大ブームの理由を徹底解説

シャリキンとは?氷を入れないシャーベット焼酎が大ブームの理由を徹底解説についての疑問解決ガイドをお届けします。

家庭用の冷凍庫に水を入れた製氷皿を放置すれば、数時間でカチカチの氷塊ができあがる。だが、アルコール度数25度のキンミヤ焼酎を放り込んでも、決して硬い氷にはならない。ここに、シャリキンを成立させる絶妙な物理現象が潜んでいる。

水の凝固点は0度だが、純粋なエタノールの凝固点はマイナス114度。アルコール分が25%前後含まれる液体の場合、凝固点はマイナス15度から18度前後にまで急降下する。一般的な冷凍庫の設定温度がマイナス18度から20度であるため、水分だけが微細な氷の結晶を作りつつ、アルコール分と混ざり合って柔らかなスラリー(半氷結)状態へと着地するのだ。

スプーンを差し込めば、サクッと心地よい感触とともにすくい取れる。この「固まらないギリギリの温度帯」を味方につけたことこそが、シャリキンという唯一無二のテクスチャーを生み出した最大の理由だ。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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