ガリガリ君ナポリタン味の赤字3億円事件!まずい評判と失敗の真相
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赤城乳業が仕掛けた洋食シリーズ3作品の軌跡をデータで振り返ると、ナポリタン味がいかに突出したギャンブルであったかが浮き彫りになります。
商品名発売年月 / 販売動向味の構成・原材料の特徴編集部の見解・ビジネス評価ガリガリ君リッチ コーンポタージュ味2012年9月発売
3日で完売・一時休売つぶつぶコーン入り
北海道産スーパースイートコーン使用甘味と塩気の調和が奇跡的に成立。アイス界の常識を覆した大金字塔。ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味2013年10月発売
計画通りの出荷を達成ポテトダイス入り
シチュー風味かき氷+ミルクベース乳製品同士の親和性によりスイーツとして成立。手堅いスマッシュヒット。ガリガリ君リッチ ナポリタン味2014年3月発売
約320万本売れ残り(約3億円赤字)トマトゼリー・タマネギエキス配合
炒め風味をリアルに再現酸味と炒め油の後味が氷菓と衝突。リピート需要が消失し壊滅的赤字へ。
表を見れば明らかなように、第1弾のコーンポタージュ味で生じた「供給不足への焦り」が、第3弾のナポリタン味における過剰供給と需要急減のミスマッチを引き起こしました。味の冒険度合いが最大化した瞬間に、生産ボリュームも最大化してしまったことが経営的打撃を致命的なものにしたのです。