ズッパとは?普通のスープとの違いやサイゼリヤで話題の理由を徹底解剖

ズッパとは?普通のスープとの違いやサイゼリヤで話題の理由を徹底解剖について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。

ズッパの世界は玉ねぎだけにとどまりません。イタリア全土には各地の特産を活かした郷土色豊かなズッパが存在し、ズッパの人気具材としては魚介類、白インゲン豆、サルシッチャ(生ソーセージ)、冬場を彩る黒キャベツ(カーボロネロ)などが挙げられます。家庭でも本格的な滋味が引き出せる代表格2大メニューの調理メソッドを紹介します。

1. 海の恵みをパンで受け止める「ズッパ・ディ・ペッシェ」

南イタリア沿岸部発祥のズッパディペッシェ(魚介のズッパ)のレシピは、漁師たちが売り物にならない小魚や甲殻類をトマトと煮込んだ浜料理がルーツです。

【作り方の要点】
鍋にオリーブオイル、潰したニンニク、赤唐辛子を弱火で熱し、香りを引き出します。アサリ、ムール貝、エビ、タラやタイなどの白身魚を投入し、白ワインを回し入れて強火でフランベ。ホールトマトを手で潰しながら加え、フタをして魚介の殻が開くまで約8〜10分中火で煮込みます。
皿の底に、ニンニクの断面をこすりつけてカリカリにトーストした厚切りバゲット(ガーリックトースト)を敷き、その上から熱々の魚介と濃厚な煮汁をたっぷり注ぎます。パンが濃厚な魚介出汁を限界まで吸い込んだ瞬間が最高の食べごろです。

2. 大地の滋味を凝縮した「ズッパ・トスカーナ」

中部イタリアの寒冷な冬を乗り切るためのズッパトスカーナの作り方は、アメリカの大手レストランでも定番化するほどの世界的知名度を誇ります。

【作り方の要点】
豚ひき肉にフェンネルシード、黒胡椒、塩を練り込んだサルシッチャ(または粗挽きソーセージ)を鍋で香ばしく炒め、余分な脂を軽く拭き取ります。刻んだ玉ねぎ、薄切りのジャガイモ、水煮の白インゲン豆を加え、チキンブロード(またはコンソメ)を注いで約15分煮込みます。
仕上げに一口大にちぎったケール(または黒キャベツ)と少量の生クリームを加え、ひと煮立ちさせます。伝統的なスタイルでは、鍋に硬くなった田舎パン(パーネ・トスカーノ)をちぎって放り込み、全体を煮含めてポレンタのような濃度に仕上げます。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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