マクドナルド原宿竹下通り店閉店の真相|跡地の現在と最寄り店舗を追跡

マクドナルド原宿竹下通り店閉店の真相|跡地の現在と最寄り店舗を追跡に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

ネット上の掲示板やSNSでは、「原宿竹下通り店だけでなく原宿表参道店もほぼ同時期に消えたため、マクドナルドが原宿という街自体を見捨てたのではないか」という論説が散見されます。しかし、これは明確な誤認です。

事実関係を精査すると、表参道交差点にあった原宿表参道店は2016年1月に閉店していますが、こちらはビルの建て替え計画(神宮前交差点の再開発)に伴う定期借家契約の満了が主因でした。両店舗の撤退時期が重なったことで「原宿完全撤退」のような印象を世間に与えましたが、本質は個別の不動産契約と全社的な資産スリム化のタイミングが偶発的に一致したに過ぎません。

また、「売上が激減したから潰れた」という説も実態とは乖離しています。当時の関係筋によると、同店の売上高そのものは全国平均を大きく上回っていました。問題は売上の総額ではなく、1平方メートルあたりの収益性(坪効率)と設備更新費用の採算性にありました。デジタル注文システムの導入や厨房の全面刷新を行うにはフロア面積が物理的に不足しており、ブランドの次世代標準を満たせなくなったことが、戦略的撤退の真のトリガーだったと言えます。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest