南キャン山ちゃんの現在と真相|確執と和解、蒼井優との絆を徹底解剖
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南海キャンディーズといえば、2004年の『M-1グランプリ』で結成わずか1年半にして準優勝に輝き、一躍スターダムに駆け上がったシンデレラストーリーが有名です。しかし、その華々しいブレイクこそが、2人の間に横たわる約10年間にわたる暗黒期の始まりでした。
南海キャンディーズの不仲の決定的な理由は、山里亮太による「相方・しずちゃんへの猛烈な嫉妬と支配欲」でした。漫才のネタを作り、緻密に計算して笑いを構築していた山里に対し、世間やメディアが熱狂したのはしずちゃんの唯一無二のキャラクターと圧倒的な愛嬌でした。映画『フラガール』(2006年)への出演で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、役者としても脚光を浴びる相方に山里のプライドは完全に打ち砕かれました。
当時の山里がとった行動は、自著『天才はあきらめた』でも赤裸々に告白されている通り、常軌を逸したものでした。
- しずちゃんに来たピンの仕事の台本を隠す・握りつぶす
- 舞台上でしずちゃんがアドリブでウケても一切フォローせず、冷淡に無視する
- ラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』の初期や周囲のスタッフの前で、相方の悪口を延々と書き連ねた「デスノート」を広げる
- マネージャーを通じてしか会話をせず、楽屋でも背を向け合う
コンビ仲は完全に冷え切り、解散は秒読みと見られていました。
この泥沼の関係を修復させた和解の真相は、しずちゃんが2008年頃から本気で打ち込み始めた女子ボクシングでした。ロンドン五輪出場を目指し、顔を腫らし、血を流しながら過酷なトレーニングに耐える相方の姿を目の当たりにした山里は、自身の小ささと卑しさに激しい衝撃を受けます。さらに、しずちゃんを二人三脚で指導し、志半ばで病に倒れた故・梅津正彦トレーナーの存在が山里の心を決定的に動かしました。
「自分は努力する相方の足を引っ張っていただけだった」。自身の非を心底から認めた山里は、しずちゃんの試合会場へ足を運び、全力で声援を送るようになります。そしてラジオの生放送や直接の対話を通じて過去の非道を涙ながらに謝罪。しずちゃんがその謝罪を大きな器で受け止めたことで、2人は単なるビジネスパートナーを超えた、唯一無二の戦友として真の和解を果たしました。2018年には『M-1グランプリ』のラストイヤーに再びエントリーし、純粋に漫才と向き合う2人の姿は多くのファンに深い感動を与えました。