恵比寿「香湯ラーメンちょろり」徹底解剖!焦がしネギと名物炒飯の真価
恵比寿「香湯ラーメンちょろり」徹底解剖!焦がしネギと名物炒飯の真価の注目されている理由を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。
ラーメン史を紐解く上で、ちょろりを語る際に欠かせないのが「渋谷の中華麺店 喜楽」と「南青山のかおたんラーメンえんとつ屋」という2大巨頭の存在です。ちょろりの創業店主は、この両名店で長年腕を振るった経歴を持ちます。この系譜に共通する最大の記号が、スープの表面を覆う漆黒の焦がしネギ(揚げエシャロット・揚げネギ)です。
しかし、ちょろりのスープは単なる模倣や暖簾分けの域にとどまりません。喜楽が台湾ルーツの骨太な醤油ダレともやしの力強さを前面に押し出し、かおたんラーメンが中国福建省の家庭料理にルーツを持つエキゾチックな深いコクを特徴とするのに対し、ちょろりは「都市型町中華としての洗練」を極めています。
ベースとなるスープは、鶏ガラと豚骨の濁りを極限まで抑えて丁寧に煮出されており、黄金色の透明感を湛えています。そこに独自配合の油でじっくりとローストされた焦がしネギが加わることで、一口目は軽やかでありながら、後から重層的なビター感と芳ばしさが押し寄せます。麺はスープを吸い上げすぎない絶妙な加水率の細ストレート麺を採用。名門のエッセンスを抽出しつつ、飲み飽きず、呑んだ後の胃袋にもスッと収まる独自のバランスを完成させています。