迎賓館とは?一般公開の予約方法や赤坂離宮・京都の見どころを徹底解説

迎賓館とは?一般公開の予約方法や赤坂離宮・京都の見どころを徹底解説について押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

迎賓館赤坂離宮の本館、正門、主庭噴水池などは、2009年(平成21年)に明治期以降の近代建築として初めて「国宝」に指定されました。指定の理由は単なる歴史の古さではなく、西洋古典様式を極めて高度な職人技で消化し、日本独自の意匠を融合させた建築的価値の高さにあります。

設計者の片山東熊は、ジョサイア・コンドルの愛弟子として近代日本の宮廷建築を一手に担った巨匠です。外観は重厚な花崗岩で組まれたフランス・ネオ・バロック様式ですが、細部に目を向けると独特の日本的情緒が織り込まれています。

例えば、屋根の上には西洋の騎士像ではなく鎧武者のブロンズ像が鎮座し、菊の御紋や星章、日本刀をモチーフにしたレリーフが各所に配置されています。内部の「花鳥の間」に飾られた七宝焼(涛川惣助作)の額や、「朝日の間」の天井に描かれた朝日を背にする女神の絵画など、西欧の宮殿構造に日本の伝統工芸が寸分の狂いもなく調和している点こそが、国の宝たる決定的な理由です。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest