痰が黄色いのは病気のサイン?熱なしでも放置禁物な原因と受診目安

痰が黄色いのは病気のサイン?熱なしでも放置禁物な原因と受診目安の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

「日中はほとんど気にならないのに、朝起きた直後だけ黄色い痰が出る」「黄色い痰と一緒に喉の痛みや咳が出る」といった症状には、発生源となる器官ごとの特徴的な病気が隠れています。

1. 副鼻腔炎(蓄膿症)による後鼻漏

朝だけ黄色い痰や粘り気のある塊が喉に絡む場合、もっとも疑われるのが副鼻腔炎です。鼻の奥にある空洞(副鼻腔)で炎症が起き、溜まった膿性の鼻水が睡眠中に喉の奥へと垂れ落ちる現象を後鼻漏(こうびろう)と呼びます。夜間に喉へ溜まった膿が、起床時のうがいや咳払いとともに「黄色い痰」として吐き出されるため、気管支ではなく鼻が原因であるケースが非常に多く見られます。

2. 急性気管支炎・慢性気管支炎

気管から肺へとつながる気管支の粘膜に炎症が及ぶと、分泌液が増加して痰の絡む咳(湿性咳嗽)が頻発します。風邪のウイルス感染に引き続いて細菌の二次感染が起きると、痰が黄色く濁ります。喫煙歴のある中高年で数カ月以上にわたって症状が続く場合は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や慢性気管支炎への移行も警戒しなければなりません。

3. 急性咽頭炎・扁桃炎

喉の奥や扁桃組織に強い炎症が起きている場合、喉の激しい痛みや嚥下痛とともに黄色い痰が排出されます。細菌が喉の粘膜局所に定着している状態であり、初期段階で適切な治療を行わないと周囲の組織へ炎症が拡大するリスクがあります。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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