酸化マグネシウム便秘薬は効かない?副作用の真相と正しい飲み方を徹底解明
酸化マグネシウム便秘薬は効かない?副作用の真相と正しい飲み方を徹底解明の真相について、専門知識を取りまとめてご紹介します。
酸化マグネシウムを服用した読者から最も多く寄せられるのが、「規定量を飲んだのに翌朝スッキリ出ない」「便は出ずにお腹の張り(腹部膨満感)だけが悪化した」という声です。この現象が起きる背景には、浸透圧性下剤特有の作用メカニズムと体内環境のミスマッチが存在します。
酸化マグネシウムは腸管からほとんど吸収されず、腸の中で周囲から水分を引き寄せて便をゲル状にふやかし、自然な排便を促します。しかし、服用時の水分量がコップ半分程度と少なすぎると、腸内に引き込むための水分そのものが不足し、便が十分に軟化しません。結果として硬い便の塊が出口(直腸付近)を塞いだままガスだけが溜まり、苦しい腹部膨満感を引き起こすのです。
また、胃酸の分泌量が少ない状態(制酸薬の併用や胃切除後、加齢による胃酸低下など)では、酸化マグネシウムが体内で活性型(重炭酸マグネシウム等)に変化しにくく、期待通りの浸透圧差が生まれない点も「効かない」主要因のひとつに挙げられます。