手紙の書き方・縦書き完全ガイド!失礼にならない構成とマナー
手紙の書き方・縦書き完全ガイド!失礼にならない構成とマナーを詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
手紙の冒頭と末尾を飾る頭語と結語は、いわば「お辞儀」の始まりと終わりに相当します。片方だけを記したり、格が異なる言葉を組み合わせたりすることは最大のタブーです。例えば、改まった縦書き手紙で最もスタンダードな組み合わせは「拝啓・敬具」ですが、より丁寧な手紙では「謹啓・謹言(または敬白)」を用います。
頭語と結語の正しいペアリング一覧
- 通常の手紙(一般的な便り):「拝啓」に対し「敬具」「敬白」
- 改まった手紙(目上の方・お礼状):「謹啓」「粛啓」に対し「謹言」「謹白」「敬具」
- 急ぎの手紙(至急の連絡):「急啓」「前略」に対し「早々」「草々」
- 女性専用の結語:「かしこ」はどんな頭語の後でも柔らかい締めくくりとして使用可能
注意すべきは、「前略」は縦書きのお礼状や目上の人への手紙では絶対に使わないという点です。「前文を省略する」という意味を持つため、ビジネスや儀礼的な手紙で使うと著しく敬意を欠いた印象を与えてしまいます。
年中使える!月別の時候の挨拶一覧
頭語の後に続ける時候の挨拶は、四季の移ろいを細やかに捉える日本の美意識そのものです。ビジネス・プライベートを問わず重宝する代表的な漢語表現をまとめました。
- 1月(睦月):新春の候、初春の候、寒冷の候
- 2月(如月):晩冬の候、立春の候、余寒の候
- 3月(弥生):早春の候、春暖の候、浅春の候
- 4月(卯月):陽春の候、仲春の候、桜花の候
- 5月(皐月):新緑の候、薫風の候、立夏の候
- 6月(水無月):初夏の候、向暑の候、梅雨の候
- 7月(文月):盛夏の候、仲夏の候、酷暑の候
- 8月(葉月):晩夏の候、残暑の候、初秋の候
- 9月(長月):新秋の候、初秋の候、清涼の候
- 10月(神無月):秋涼の候、仲秋の候、紅葉の候
- 11月(霜月):晩秋の候、深秋の候、向寒の候
- 12月(師走):初冬の候、寒冷の候、歳末の候