急な高熱で迷ったら?受診の判断基準と発熱外来の最新利用手順
急な高熱で迷ったら?受診の判断基準と発熱外来の最新利用手順について知っておくべき 事実を厳選して解説いたします。
大人が受診する一般内科と、成長過程にある子どもを診る小児科では、発熱に対するアプローチが大きく異なる。成人の場合は基礎疾患の悪化や細菌感染による肺炎への移行を用心深く警戒するが、子どもの発熱は免疫系が活発に働いている自然な反応であり、40度近い熱が出ること自体は珍しくない。
小児科領域で警戒すべきは、熱の数値ではなく「機嫌」「視線」「呼吸の様子」だ。視線が合わない、呼びかけに反応が鈍い、呼吸時に胸がペコペコと凹む(陥没呼吸)、唇が紫色になっている(チアノーゼ)、水分を全く飲めず半日以上尿が出ていないといった状態は、夜間であっても救急外来を即座に受診すべき兆候である。熱性けいれんが起きた場合は、まず平らな場所に寝かせて時間を計り、けいれんが5分以上続く場合や左右非対称な揺れが見られるときは躊躇なく救急車を呼ぶ必要がある。