コンビニ即加入は安心か?セブン自転車保険の盲点と実力を解剖

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セブン-イレブンの自転車保険は、引受幹事会社である三井住友海上火災保険株式会社のノウハウをベースに構築されている。手軽さが先行しがちなコンビニ商品だが、中身は本格的な自転車損害賠償責任保険そのものだ。対人・対物賠償責任の限度額は最高3億円に設定されており、相手方を死傷させた場合や高級車と接触した場合でも十分に対応できるスペックを誇る。

注目すべきは、日常生活全般の賠償事故を広くカバーする個人賠償責任補償特約が標準で組み込まれている点だ。自転車乗用中の事故にとどまらず、買い物中に商品を破損させた場合や、飼い犬が他人に怪我を負わせたケースなど、生活全般の偶発的な損害賠償責任に対応する。同居の親族を対象に含める「ファミリープラン」を選べば、1契約で家族全員の賠償リスクを一括してカバーできる設計になっている。

一方で、手軽さの裏にある補償の盲点も把握しておかなければならない。最大の見落としとなりがちなのが、自身の「自転車本体の物損・盗難補償」が含まれていない点だ。事故で高額なロードバイクや電動アシスト自転車が大破した場合、相手方への賠償金は出ても、自身の車両修理費は自己負担となる。また、フードデリバリー配達員など業務中の自転車走行事故は補償対象外(プロ向けの別保険が必要)となるため、加入前の用途確認が欠かせない。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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