シャンパンの夜が明けた先で見た港区女子の光と影、残酷な現在地
シャンパンの夜が明けた先で見た港区女子の光と影、残酷な現在地の要点を詳しく解説してご紹介します。
「30歳を過ぎた瞬間、LINEの通知がピタッと止まりました」
そう語るエミさん(仮名・33歳)は、かつて港区のギャラ飲み界隈で「呼べば必ず場が華やぐ」と重宝された元エースだ。月収100万円以上を稼ぎ出し、家賃35万円のタワーマンションに暮らしていた生活は、わずか数年で瓦解した。パトロンだった経営者たちの関心は次世代の20代前半へと移り、残されたのはハイブランドの服と、定職歴のない履歴書だけだった。
現在、彼女は郊外のワンルームアパートで、単発の派遣労働と夜のアルバイトを掛け持ちしながら暮らしている。税金や社会保険料の滞納に怯え、Uber Eatsの配達員として働く日もあるという。「あの頃飲んでいたシャンパン1本の値段で、いまの生活費が1ヶ月分まかなえる。毎晩ベッドに入ると、将来への恐怖で過呼吸になる」と声を震わせる。
かつて無尽蔵に注がれていた富は、彼女たち自身のスキルや資産ではなく、あくまで「若さ」という期間限定の減価償却資産に支払われた対価に過ぎなかった。それを自身の価値と錯覚した代償は、あまりにも重い。