万座高原ホテル名物石庭露天風呂の混浴実態と極上4源泉を現地取材

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群馬県吾妻郡嬬恋村の険しい山岳地帯が、現在のような一大リゾートへと変貌を遂げた背景には、実業家・堤康次郎の強烈な執念があった。戦後、西武グループの創業者である堤は、手つかずの自然が残る上信越高原のポテンシャルに着目し、過酷な地形を切り拓いて有料道路「万座ハイウェー」を整備した。道路開通によって、かつて命がけの秘境だった湯治場は一気に大衆の手へと届く場所になった。

現在、同館を運営するのは西武ホールディングス傘下の西武・プリンスホテルズワールドワイド株式会社だ。高級リゾート路線を歩む近隣の万座プリンスホテルに対し、万座高原ホテルは素朴で飾らない温泉情緒と機能的な滞在性を追求するポジションを確立した。巨大資本のインフラ管理力と、昔ながらの山の湯宿が持つ大らかな温かみが同居している点こそ、この宿の根底にある強みといえる。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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