なぜ中国で青い猫が社会現象に?爆発的人気の裏と巨大ビジネスの真相

なぜ中国で青い猫が社会現象に?爆発的人気の裏と巨大ビジネスの真相とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

歴史の歯車が回り始めたのは1980年代後半のことだ。当時は「小叮当(シャオディンダン)」や「机器猫(ジーチーマオ)」という非公式の海賊版コミックスが各地の露店に並び、子どもたちの間で瞬く間に口コミで広がっていった。そして決定的な転機となったのが1991年、国営放送である中国中央電視台(CCTV)でのテレビアニメ放送開始である。

夕方のゴールデンタイム、全国のお茶の間に届けられた映像体験は、当時まだ娯楽の少なかった中国の子どもたちに凄まじいインパクトを与えた。その後、原作者の強い遺志を尊重する形で正式名称が「ドラえもん(哆啦A梦)」へと統一される。かつてテレビにかじりついていた80年代・90年代生まれの「80後(バーリンホウ)」「90後(ジョウリンホウ)」は現在、親世代となった。彼らが自らの子どもと一緒に劇場へ足を運ぶことで、世代間を超えた強固なファンベースが形成されている。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest