『もののけ姫』包帯の病者はハンセン病?宮崎駿が明かしたタタラ場の真相

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Q1:劇中で「ハンセン病」という直接の名称が出てこないのはなぜですか?
A1:室町時代を舞台とする時代設定上、当時は「業病」や「らい病」などと呼ばれていたため、当時の時代考証に沿った言葉遣いがなされています。また、特定の病気に対する偏見を無闇に煽ることを避けつつ、普遍的な差別と生の苦悩を描くための演出上の配慮でもあります。

Q2:宮崎駿監督はなぜ公開当時にこの事実を大々的にアピールしなかったのですか?
A2:映画はあくまで娯楽作品であり、教訓やプロパガンダとして受け取られることを避けたかったためとされています。観客が物語として自然に受け止め、感じ取ることを最優先にした結果であり、後年になって歴史を風化させないために公式のシンポジウムで真相を語るに至りました。

Q3:多摩全生園は現在も見学することができますか?
A3:はい、東京都東村山市にある国立療養所多摩全生園内には「国立ハンセン病資料館」が併設されており、一般の方も無料で見学可能です。宮崎駿監督が衝撃を受けた歴史資料や当時の生活の様子を詳しく学ぶことができます。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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