追放されたカジノ王・岡田和夫の現在と泥沼裁判、巨額資産の行方

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フィリピンの首都マニラ湾岸に位置する広大な埋立地、エンターテインメント・シティ。総工費数千億円を投じて建設された統合型リゾート(IR)「オカダ・マニラ」は、岡田の野望の結晶だった。黄金色のファサードが夕日に照らされるその威容は、アジア有数のカジノリゾートとしての地位を瞬く間に確立する。

しかし、開業の喜びも束の間、2017年に突如として激震が走る。オカダ・マニラの現地運営法人であるタイガー・リゾート・レジャー&エンターテインメント(TRLEI)および親会社であるユニバーサル社において、岡田に対する不正支出疑惑が浮上。実の長男を含む取締役会によって、自らが築き上げた会社から岡田自身が締め出されるという前代未聞のクーデターが勃発したのだ。

事態はさらに過激さを増していく。2026年には、岡田の陣営が私設警備員や警察関係者を伴ってオカダ・マニラの施設内に突入し、一時的に経営権を実力奪取する騒動が発生。フィリピン娯楽賭博公社(PAGCOR)が事態収拾に乗り出し、現地の治安当局が介入する国際的なスキャンダルへと発展した。この前代未聞の経営権紛争は、単なる企業の主導権争いを超え、国家間の法秩序やガバナンスのあり方を問う大事件となった。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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