球界最大のタブー黒い霧事件の真相!永久追放エースと八百長の闇
球界最大のタブー黒い霧事件の真相!永久追放エースと八百長の闇にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
昭和40年代半ば、日本のプロ野球界は読売ジャイアンツによる不滅の「V9」の熱狂に沸いていた。長嶋茂雄、王貞治の「ON砲」が全国のお茶の間を魅了し、セ・リーグの熱狂が最高潮に達していたその同じ時代、パ・リーグの現場は存亡の危機に瀕していたのである。
疑惑の連鎖は西鉄にとどまらず、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、ヤクルトアトムズ、近鉄バファローズ、東映フライヤーズなど各球団の主力選手に飛び火した。主力投手が次々と出場停止や戒告処分を受け、試合のメンバー表は連日のように書き換えられた。球場に足を運ぶ観客の目は厳しさを増し、「今のプレーはわざとではないか」「見逃し三振は八百長ではないのか」という疑心暗鬼がスタンドを覆い尽くした。
大衆の娯楽として定着していたプロ野球が、暴力団の資金源として利用されていた事実。それは、高度経済成長期におけるプロスポーツビジネスの急拡大に対し、選手のコンプライアンス意識や球団の危機管理体制がまったく追いついていなかった現実を冷酷に暴き出していた。