失敗しないパイプレンチの向きと使い方|プロ直伝の選び方とおすすめ比較
失敗しないパイプレンチの向きと使い方|プロ直伝の選び方とおすすめ比較に関する主要なデータを詳しく解説いたします。
パイプレンチを選ぶ際は、作業対象となる配管の外径とレンチの「呼び寸法(全長)」および「最大口開き」の整合性を確認することが不可欠です。
日本の配管現場では、鋼管のサイズを「A(ミリ呼称)」や「B(インチ呼称)」で表します。一般的なパイプレンチのサイズと適応配管の目安は次の通りです。
・200mm〜250mm(8〜10インチ):呼び径 15A〜20A(外径約21〜27mm)向け。給水管の補修や洗面台まわりの軽作業に最適。
・300mm〜350mm(12〜14インチ):呼び径 25A〜32A(外径約34〜42mm)向け。家庭用配管から設備工事まで最も出番の多い万能サイズ。
・450mm(18インチ):呼び径 40A〜50A(外径約48〜60mm)向け。太い本管や強い締め付けトルクを要する現場向け。
・600mm〜900mm(24〜36インチ):呼び径 65A以上。プラント配管や土木現場で用いられるヘビー仕様。
注意点として、口開きに余裕があるからといって、小さなレンチで無理に太いパイプを回そうとしないことが挙げられます。アゴの奥までパイプがしっかりと入らない状態でトルクをかけると、歯先の一部に過度な負荷が集中し、工具の破損やパイプの変形を招く要因になります。