年金平均受給額と手取りの現実!男女の格差と老後破綻を防ぐ秘策
年金平均受給額と手取りの現実!男女の格差と老後破綻を防ぐ秘策の要点を詳しく解説してご紹介します。
年金の試算表を見て「これなら何とか暮らしていける」と安堵するのは早計だ。多くの受給者を待ち受けているのが、容赦ない税金と保険料の天引きである。給与所得と同様、年金収入も一定額を超えれば所得税と住民税が課税される。さらに、国民健康保険料(または後期高齢者医療保険料)と介護保険料が年金から自動的に差し引かれる仕組みだ。
天引きされる割合は居住する自治体や前年の所得、世帯構成によって異なるが、額面の概ね10%から15%程度が消えていく。月額15万円の厚生年金を受け取る人であれば、実際に口座へ振り込まれる手取り額は13万円前後まで目減りする。年間で見れば20万円以上の差額となり、家電の買い替えや冠婚葬祭などの臨時出費を直撃する計算だ。
「年金生活に入れば税金から解放される」という思い込みは幻想に過ぎない。高齢化の進展に伴い介護保険料基準額は自治体ごとに改定が続いており、手取り額を圧迫する要因は年々増加傾向にある。額面ではなく「実際の手取り額」を前提にした支出管理を行わなければ、毎月の家計は容易に赤字へ転落する。