マダニ刺されの跡画像と初期症状!命を守る危険な感染症の見分け方
マダニ刺されの跡画像と初期症状!命を守る危険な感染症の見分け方の注目されている理由を丁寧にまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
手元の患部をよく観察してほしい。一般的な虫刺されとマダニの刺咬痕には、皮膚科の現場で重視される明確な視覚的差異が存在する。
蚊やブヨに刺された場合、刺された直後から強い痒みを伴う境界明瞭な膨疹(ぷくっとした腫れ)が現れ、数日で引いていく。一方でマダニの場合、吸血時に麻酔様物質を含む唾液を注入するため、吸血中や刺された直後は痒みも痛みもほとんど感じない。気づいた時には「皮膚に黒いイボやホクロのようなものができている」と受診する患者が極めて多い。
マダニがまだ皮膚にくっついている場合、中央に数ミリから吸血後には1センチ近くまで膨らんだ虫体が確認できる。すでに虫体が脱落した後の跡には、以下のような特徴が現れる。
第一に、刺し口の中央に小さな「かさぶた(刺口・黒色痂皮)」や、触れるとはっきり分かる硬結(しこり)が残る点だ。セメント状の物質で皮膚に強固に固着していた名残である。第二に、刺された箇所を中心に、数日から数週間かけて赤みが同心円状にじわじわと外側へ広がっていく現象が挙げられる。ただの赤みだと侮って見過ごすと、全身を巡る感染症の初期サインを取りこぼすことになる。