大久保公園に立つ女性たち。新宿立ちんぼ急増の裏と摘発の最前線
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大久保公園の立ちんぼ問題は、いまや格好のコンテンツとして消費されている。『ザ・ノンフィクション』などのテレビ番組が社会問題ルポルタージュとして特集を組み、『ABEMA Prime』でも連日のように当事者や有識者を招いた激論が交わされてきた。さらにYouTubeでは、動画配信者や一般人が「パトロール」や「実態潜入」と称して女性たちを無断撮影し、センセーショナルに拡散する事例が後を絶たない。
だが、カメラが映し出すのは「買春と売春が交錯する刺激的な現場」という切り取られた一面に過ぎない。レンズの向こう側にある、家庭環境の崩壊、精神疾患、孤立無援の生活困窮といった背景は、再生回数を稼ぐための刺激的な見出しにかき消されてしまう。
ネット上の晒し行為は、当事者女性たちをさらに孤立させ、公的機関や支援団体への相談をためらわせる要因にもなっている。好奇の目に晒されることで社会復帰のハードルが上がり、再び夜の街へ潜伏せざるを得ない悪循環が生まれている現実を、メディア自身も直視しなければならない。