Wbs初代から政界へ!小池百合子キャスター時代の知られざる舞台裏
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昭和の放送ジャーナリズム界において、彼女の登場は極めて異端だった。多くの女性アナウンサーが有名私大の文学部やミスコン出身者で占められていた時代、小池百合子が掲げた看板は名門カイロ大学文学部社会学科卒という異例の学歴である。中東情勢が世界を揺るがしたオイルショックの余波の中、アラビア語の通訳・コーディネーターとして現場を奔走した経験が、彼女のキャリアの原点となった。
帰国後、語学力と中東情勢への知見を買われた彼女は、瞬く間に放送業界の注目を集める。当時のテレビマンたちが驚嘆したのは、彼女の物怖じしない胆力だった。パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長やリビアのカダフィ大佐など、世界を揺るがす独裁者や指導者たちに直接単独インタビューを敢行。通訳の枠を軽々と飛び越え、国際報道の最前線でリポーターとしての存在感を急速に確立していった。