ペットボトルより人気?紙パックジュースが選ばれる理由と健康効果
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透明なペットボトルは中身が見えて安心感がある反面、飲料にとって最大の敵である「光」を通しやすいという弱点を抱えている。蛍光灯の明かりや日光にさらされた果汁は、時間の経過とともにビタミンCが酸化・分解し、本来の風味や色合いが損なわれやすい。
ここで圧倒的な強みを発揮するのが紙容器包装だ。多層構造の紙パックは光をほぼ100%遮断し、空気中の酸素からも中身を徹底的にガードする。この革新的なパッケージングの礎を築いたのが、スウェーデンの実業家ルーベン・ラウジングである。彼が創業した日本テトラパック株式会社などの技術開発により、保存料に頼ることなく、搾りたてに近い風味と栄養素を長期間維持することが可能になった。
冷蔵棚に並ぶ数ある選択肢の中で、本物志向の消費者が紙を選ぶ理由はここにある。「持ち運びやすさ」以上に、「中身の品質が守られているか」を重視する層が増えているのだ。