「ブックオフなのに本ねーじゃん」は現実だった?本を売らない店舗が急増する裏で起きている、令和の買い取りバブルと生存戦略のリアル
「ブックオフなのに本ねーじゃん」は現実だった?本を売らない店舗が急増する裏で起きている、令和の買い取りバブルと生存戦略のリアルに関する疑問を徹底的にまとめました。最新データをチェックしましょう。
現在のブックオフ店舗に一歩足を踏み入れると、かつての独特な「古本の匂い」が薄れていることに気づく。代わりに漂うのは、プラスチックのフィギュアや、シュリンクされた未開封トレカの匂いだ。特にポケモンカードや遊戯王といったトレーディングカードのスペースは、かつての単行本コーナーを丸ごと飲み込む勢いで拡大している。対戦スペースを併設した店舗も珍しくなく、放課後の学生や仕事帰りの会社員でごった返す光景は、もはやカードショップそのものだ。
ホビー部門の急成長は、数字にもはっきりと表れている。本は単価が低く、在庫の回転率も悪い。一方で、希少価値の高いトレカや限定フィギュアは、1枚数万円、時には数十万円で取引される。限られた店舗面積の中で最大の利益を叩き出すためには、本を減らしてでもこれらの高付加価値商品を並べる方が、ビジネスとして圧倒的に正しいのだ。