空と陸から命を繋ぐ米盛病院の挑戦!高度救命と整形外科の真価
空と陸から命を繋ぐ米盛病院の挑戦!高度救命と整形外科の真価に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。
初療室に足を踏み入れると、そこには従来の病院建築の常識を覆す光景が広がる。最新鋭のCTスキャナ、血管造影(アンギオ)装置、そして手術台がワンルームに統合された「ハイブリッドERシステム」だ。
重症外傷患者を検査のためにCT室へ移送し、そこからさらに手術室へ搬送する——この移動時間だけで数十分が奪われ、移動中の急変リスクも付きまとう。ハイブリッドERでは、患者を手術台に乗せたまま、その場で全身CT撮影から血管内治療(カテーテル止血術)、さらには緊急開腹・開胸手術までを一気通貫で完遂できる。
日本救急医学会などの学術組織でも、外傷初期診療におけるハイブリッドERの有用性は高く評価されている。出血性ショックの患者に対し、1分1秒を争う止血処置を移動ゼロで敢行するスピード感。この施設設計とそれを操るスタッフの卓越したトレーニングこそが、救命率向上の確かな裏付けとなっている。