日本の裏側はブラジルではない?本当の場所と時差の真実を徹底解剖
日本の裏側はブラジルではない?本当の場所と時差の真実を徹底解剖とは一体何なのか? 背景や要点を簡潔に解説します。
子どもの頃の誰もが一度は夢想する「日本からスコップで地面を掘り続けたらどこへ出るのか」という疑問に対し、現代の地球物理学は極めて冷徹な答えを提示しています。本州、北海道、四国、九州を含む日本本土のほぼ全域から地球の中心を通る直線を延ばした先にあるのは、乾いた赤土の広がる南米大陸ではなく、見渡す限りの大西洋の海原です。
地球上の任意の地点から、地球の中心を通る直線が反対側の地表面と交わる地点を「対蹠点(たいせきてん)」と呼びます。日本の大部分の対蹠点は、南アメリカ大陸の南東沖、具体的にはウルグアイやアルゼンチンの沖合数百キロメートルから千キロメートル以上離れた南大西洋上に位置しています。日本の国土面積約37.8万平方キロメートルのうち、真裏が陸地に該当する面積はごくわずかであり、日本の裏側の海が占める割合は99%以上に達するのが偽らざる物理的現実です。
実際に、日本の首都である東京の裏側の場所は海であり、南緯35度41分・西経40度19分という南大西洋のただ中に位置します。最寄りの陸地であるウルグアイの首都モンテビデオやブラジル南部の海岸線からも1,000キロメートル以上離れた孤立海域であり、仮に耐熱シールドを施した乗り物で地球のコア(核)を突き抜けたとしても、脱出した瞬間に待っているのは激しい高波と冷たい海水にほかなりません。