共同通信記者への批判殺到なぜ?問われる報道姿勢と信頼の行方

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日本新聞協会が掲げる新聞倫理綱領には、「真実の報道」「公正な論評」「品格と節度」が謳われている。だが、現場の記者がその精神をどれほど身体化しているのか、疑問を投げかけざるを得ない場面が増えている。

近年顕著なのは、客観的事実を伝えるストレートニュースと、記者の主観的主張を押し出すメディア倫理・オピニオン報道との境界線が曖昧になっている点だ。権力を批判すること自体はジャーナリズムの重要な使命だが、それは正確な事実と論理的な根拠に基づいている場合にのみ成立する。主観的な敵対心や感情的な決めつけを「批判精神」と履き違えた報道は、単なるプロパガンダと見分けがつかない。

メディア倫理とは、読者からの信頼という脆弱な基盤の上に成り立つ。取材マナーを軽視し、一方的な断罪を繰り返す振る舞いは、ジャーナリズム自体の社会的価値を根底から掘り崩す自殺行為に等しい。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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